人はなぜ働くのでしょうか。生活の為もあると思います。ですが、お金の為だけに何年も何十年も働き続けることが出来るものでしょうか。
やはり働くことで収入以外の何かを得るから、働くことが出来るのではないでしょうか。
収入以外の何か、とはどのようなものでしょうか。誰かに感謝されることでしょうか。
誰かに尊敬されるからでしょうか。その理由は人によって全く違うものになりますが、人は収入だけの為に何十年も働き続けることは難しい、ということです。
多くの人は仕事をすることで生きがいややりがいといったことを感じることで働いています。
ボランティア活動などは収入にならないにも関わらず、多くの人が参加しています。
誰かの為になることをしている、といったやりがいを感じることでこのような社会奉仕が出来るのではないでしょうか。
ここ数十年の間に日本では大きな災害が続いています。
自然災害が引き金になって、原発問題まで起こってしまいました。多くの人が恐怖で動けずにいるのに、医療機関の人や看護師資格を持っている人などがすぐに支援に向かいました。
普段からこのような災害時に対しての対応をどうするべきか考えていた人がいち早く行動に移すことが出来たのだと思います。
これは簡単なようでとても難しいことでした。
なぜならただの災害ではなく、原発といった目に見えない災害がどれほどのものか知らされていなかったからです。
それでも医療関係者の多くの人が被災地に向かったことで、自治体も動き出し、学生などのボランティアも活動を始めました。学生は医療関係の大学生も多く参加していたようです。
被災地での現状を前にして、ひるむことなく自分の出来る仕事にかかり、少しでも誰かの役に立ちたいという思いが彼らを動かしていたのではないかと思います。